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(4.40) 「目標」と「目的」の違いは何ですか?

(4.40) 「目標」と「目的」の違いは何ですか?

IPPには、目標、および目標に取り組むための具体的な目的が記載されている必要があります。[1]セクション4646.5(a)(2)

目標とは、あなたの人生においてどこにたどり着きたいかに関する広範な記述です。既に持っているものやできることに関してはIPPの目標を作る必要はありません。IPPの目標では、問題を抱えている生活領域に焦点を当てるべきです。また、IPPの目標は、あなたの好みと人生の選択に基づいている必要があります。どこに住みたいか、どんな活動をしたいか、どんな仕事をしたいかという目標があるかもしれません。[2]セクション4502(b)(10) 目標は、あなたの人生で変えたいと思っている何かであるかもしれません。今は働いていなくとも仕事をしたい場合、あなたの目標は「仕事に就くこと」かもしれません。目標とは、あなたの人生の中であなたが続けたいと思う何かかもしれません。あなたが学生であり、今後も学び続けたいと思っているのであれば、あなたの目標は「今後も授業を受け続ける」ということかもしれません。

目的は、目標を達成するのに役立つ、具体的かつ一定期間での活動のことです。[3]セクション4646.5(a)(2) あなたの進捗を図ったり、あなたのサービスを監視したりするために、目的をIPPに記載しなければなりません。目的を作ることで、あなたの目標に対してあなたとリージョナルセンターが責任を持つようになります。自分の住むエリアで仕事に就くことを目標にしている場合、以下のような目的が考えられます。「私は毎週、近くの企業に対し求人応募書類を3つ提出します。」仕事を得るという目標に向けた2番目の目的は、雇用主それぞれにフォローアップの電話をかけることかもしれません。目的は具体的かつ測定可能であるため、あなたとあなたの支援担当者は目的に対し責任を持つようになります。あなたとあなたの支援担当者が求人応募を完了していない場合、またはフォローアップの電話をしていない場合、雇用の分野におけるあなたの目的は達成されません。就職という目標も達成されないかもしれません。

目標と目的は、自宅、仕事、学校、レジャーなどの分野で人間関係を築き、地域社会の一部となるチャンスを最大限に高める必要があります。[4]セクション4646.5(a)(2)

References
1, 3, 4 セクション4646.5(a)(2)
2 セクション4502(b)(10)