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(5.14) 優れた擁護者であるために知っておくべきことは何ですか?

(5.14) 優れた擁護者であるために知っておくべきことは何ですか?

事実を収集しましょう。この状況について初めて聞いたときに、自分が知りたいであろう内容について考えます。エージェンシーまたはリージョナルセンターのファイルに記載されている、その状況に関するすべての文書を参照します。どのエージェンシーでも、自分のファイルを確認してコピーすることができます。法律では、別の法律で異なる金額が設定されていない限り、書類のコピーには、1ページあたり10セントを超える金額を請求することはできません。[1]カリフォルニア州民法、セクション1798.33 コピーを作成するのにかかる時間について、支払いを行う必要はありません。リージョナルセンター(またはその他のエージェンシー)がファイルに保管している各書類のコピーを、あなた自身の個人用ファイルに保管します。

日記をつけましょう。ミーティングや電話の際は、人々が言ったことをすべて書き留めます。誰がミーティングに出席し、誰が何を言ったのかを書き留めます。これは、起こった出来事を後で思い出す際に役立ちます。状況に関するすべての書類を自分のファイルにまとめておきます。

わからない時は質問しましょう。あなたには、あなたが理解可能な方法で、理解可能な言語で、すべてのエージェンシーから情報を取得する権利があります。誰かが言っている内容が理解できない場合は、その人に説明してもらいます。理解するために必要な質問はすべてします。

良い聞き手になりましょう。サービスを依頼したり、質問したりした後は、相手の回答に耳を傾け、相手の発言を書き留めます。あなたの質問への回答になっているかどうか、自問して確認します。回答になっていない場合は、フォローアップの質問をします。たった今話し合った依頼や状況について相手が何を言ったかを理解するまで、新しい内容に関する話へ進まないようにします。 

あなたとリージョナルセンターが同じ内容について話していることを確認しましょう。自分にとって重要な内容についてリージョナルセンターと議論する必要がある場合は、まず全員がお互いを理解し、基本的な事実に同意していることを確認します。どちら側も事実について独自の意見を持つことはできますが、独自の事実があってはなりません。あなただけが知っている、またはアセスメントレポートに記載されている情報を提供します。あなたのことをよく知っている人、またはあなたのサービスプロバイダーの誰かが報告した情報を伝えます。依頼や状況の基本的な事実についてリージョナルセンターと合意してから、サービスやその他の解決策について話し合います。 

事実やあなたのニーズについて、リージョナルセンターと同意できない場合もあります。その場合は、審理に行き、行政法判事に事実を判断してもらう必要があるかもしれません。このような審理は、事実を調べ、法律を適用して決定を行うことを目的としています。

準備を整えておきましょう。ミーティングに行く前に、ファイルを確認します。自分が何を望んでいて、なぜそれを望んでいるのかを理解しておきます。回答が欲しい質問の一覧を作ります。あなたが必要とするもの、希望するもの、及びその理由に関するすべての情報を用意します。リージョナルセンターが発言する可能性のある内容、または問題についてリージョナルセンターが指摘する可能性のあるあなたの記録上の情報を、ミーティングの前に確認します。紙の真ん中に線を引いて、あなたが有している事実と証拠をページの片側にリストアップします。リージョナルセンターまたはその他のエージェンシーが有している事実または証拠を、反対側にリストアップします。こうすることで、証拠がもっと必要な箇所がわかります。リージョナルセンターが言うかもしれない内容に対応するため、新しい評価レポートやプロバイダーからの情報が必要かもしれません。

情報を共有しましょう。あなたの意見は貴重です。あなたは自分のニーズを、あなたを評価した専門家と同じだけ知っています。自分の考えを伝えることを恐れないでください。

はっきりと自己主張しましょう。 あなたにはサービスを受ける権利があります。エージェンシーは、あなたがサービスを受けるのを手伝ってくれます。怒る必要はありませんが、自分自身のために声を上げる必要はあります。

必要なときはサポートを受けましょう。1人でミーティングに行くことに抵抗がある場合は、誰かに同行してもらいます。友人、親戚、または擁護団体の誰かを連れて行きましょう。誰かを連れて行ってもまったく問題ありません。集中力を維持し、ミーティングでメモを取るのを助けてくれることができます。口頭で精神面のサポートをしてくれる人がいるだけで、助けになることがあります。

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References
1 カリフォルニア州民法、セクション1798.33